群馬県消防学校の卒業式が行われ、初任教育を修了した70人が消防職員としての第一歩を踏み出しました。
今年4月から半年間の消防職員初任科教育を終え、卒業を迎えたのは、男性67人、女性3人の合わせて70人です。式では、卒業生を代表し、前橋市消防局の後藤貴大さんに高橋均学校長から卒業証書が手渡されました。
高橋学校長は、消防職員の資質向上が求められている現状に触れ、「ここで身に付けた知識や技能を礎に立派な消防職員になってください」と激励の言葉を贈りました。これを受け、総代の後藤貴大さんは、「これまで以上に謙虚に学び、地域住民の命と財産を守ることを誓います」と決意を述べました。
卒業生70人は、23日からそれぞれの配属先で消防職員として任務に就きます。